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“ぎっくり腰”はどうしてなるの?

  • 執筆者の写真: y*uki
    y*uki
  • 2021年4月28日
  • 読了時間: 5分

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今日は


“ぎっくり腰”って何なの?


どうやって治したらいいんだろう?


ということについて


書いていこうと思います







みなさんも


人生の中で


一度はなったことがあるかもしれませんね


それくらい


よくなりやすい症状です







ぎっくり腰という


言葉が広まっていますが







実は


“ぎっくり”になるのは


腰だけではありません







ぎっくり首や


ぎっくり背中なんてのもあります(笑







とりあえず


急に痛みを伴って


動かせなくなることを


まとめて


“ぎっくり○○”と呼んでいることが多いです







つまり


寝違えとかも


ぎっくりの一種とも言えますね







こういった症状のことを


専門用語では


“急性筋膜疼痛”と言います







ぎっくり腰は


重いものを持とうとしたときや


急激な動きをしようとしたときなどに


なりやすいのですが







時には


振り向いただけや


起き上がろうとしただけでなったり


咳をしただけでなったりすることもあります



ree





もう


いきなり結論を書いてしまいますが


“ぎっくり腰”は


別に腰が悪いわけではありません(笑







色々なところの


身体の構造が崩れすぎて


何とかギリギリの状態を保っている時に


“些細な外力“によって


身体の状態が保てなくなり


腰回りの構造が崩れてしまうこと








“結果的“


“腰に痛みが出た“


だけなので


腰を引っ張ったり


マッサージしたりしても


何の意味もありません(笑








コップの水が


ギリギリまで入った状態で


“些細な外力”が加わると


水はこぼれてしまいますよね?


イメージとしてはそんな感じです








なので


日頃からやっておくべきことは


身体の構造を整えておいて


コップの中の水を


減らしておくということです







ぎっくり腰や


寝違えになったりするときは


身体は結構


限界にきている時が多いです







ちなみに


ぎっくり腰は


何もしなくても


1〜3週間くらいで


痛みは引いてくるので


動けるようにはなります







ただ


先ほども言ったように


身体の構造が崩れて


限界近くになっていることは


変わらないので







また


何かしらの“外力”が


加わったときには


ぎっくり腰が再発します(笑







ぎっくり腰は


一度やるとクセになる


と言われるのはこのためです



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ちなみに


久しぶりに


ぎっくり腰の人を診させてもらったので


参考までに書いておきますね〜







この方は


介護の仕事をされていて


介助時に変に力が入って


ぎっくり腰になったとのことでした







歩けないくらいの痛みで


身体を屈めて伝い歩きで


何とか移動しておられました(笑







身体を診させていただくと


まず


右の腸骨が上方にズレてしまっており


右の仙腸関節がロックしてしまっていました

(両方の仙腸関節ロックしてたけど笑)







さらに脊柱は


ガタガタで可動性がなく


頭蓋の骨までズレてしまっていました







また異常に


骨盤内が固く


自律神経の動きも乏しいので


痩せ型で


全体的に内臓の動きも


低下しているような状態でした







当然


一次呼吸の動きは


めちゃくちゃに弱っていて


“自己治癒力”がほとんど無い状況でした(笑







これだけ


身体の構造が崩れて


機能不全に陥っていれば


何かしらの


不意な外力が働いた時に


身体が耐えられなくなり







結果的に


ぎっくり腰などの


急性的な症状が出てしまうのも当然です



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問診していると


昔に


卵巣の手術をしているとのことで


どちらかは覚えてないとのことでしたが







多分


左側で


その手術後の癒着が


骨盤内の異常な固さの原因でした







そして


骨盤が歪んで制限されることで


脊柱もズレてきて


頭蓋骨までズレていたような状況でした







脊柱と


頭蓋がズレるということは


当然脊柱を通る


自律神経の機能にも影響が出ますし


脳で分泌されるホルモンにも


異常が出てくるので







内臓の動きも低下するし


循環や代謝も低下してきます







そして


消化吸収がちゃんと行なえなくなり


全身に栄養を循環させられないので


いくら食べても太れない状態でした







なので


まずは


術後の癒着を取り除き


骨盤のズレを戻して


骨盤の可動性を上げてから


脊柱と頭蓋の構造を


元の位置に戻していくように施術しました







そうすることで


自律神経が動き始め


循環と代謝もある程度戻ってきました







一次呼吸の動きも


ある程度出てきたので


とりあえず


今回の施術は終わりにしました



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施術後すぐは


少し痛みは残っているけど


全然マシですとのことで


身体もしっかりと伸びるようになり


普通に歩けるようにはなっておられました







ぎっくり腰になったことのよる


“筋肉の損傷“による違和感と痛みは


1週間程度までは残ることもあります







ズレてしまった構造は


ちゃんと元に戻しておいたことと


今から“自己治癒力“が働いていくので


施術を受けた直後よりも


1週間後くらいの方が


調子は良くなっているはずだということを


お伝えして帰っていただきました







帰るときには


腰に着けていた

コルセットを忘れて


帰ろうとされたので


2人で笑っていました(笑







その後


5日後にお会いした時には


ほとんど違和感もなく


「すこぶる調子が良くなりました」


と言ってくださっていましたので


とりあえずの


応急処置はできたみたいで良かったです(笑







ただ


一度


手術をしてしまうと


その時の状態を


身体が記憶してしまうので


どうしても


また徐々に


元に戻っていってしまいます







そのため


今後は再発防止のためにも


定期的に身体をケアするという


視点を持って


生活してもらえるといいかもしれませんね







身体が悪くなりすぎると


取り返しのつかないことになりますので







日本国民


全員に言えることですが


悪くなってから


病院なり治療に行くのではなく







「なんかおかしいな」と思ったら


早めに身体をケアするという


意識を持つこともとても大切ですよ〜







何をするにしても


生きる上で


自分の身体が


一番大事ですからね(笑







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