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  • 執筆者の写真y*uki

『肝臓の役割』と『感情の昇華』






久しぶりに


内臓の役割シリーズを


書いていこうと思います







今日は


“肝臓”について書いていきますね〜







さて


肝臓ですが


皆さんも


日常生活の中でも


一度くらいは聞いたことのある


名前の臓器だと思います








特に


一番聞くのは


お酒を飲みずぎると


肝臓が悪くなる


というものではないでしょうか?







確かに


その通りで


基本的に


肝臓というのは


身体の中に入ってきた


“毒素”を分解したり


変換するための臓器なのです







一応


身体は先に腸(小腸)で


身体に入れていいものか


ダメなものかを判断するのですが







身体の中に入ることを許された物質や


侵入を許してしまった毒素は

(化学物質、重金属、薬剤など)


小腸の根っこから吸収されて


血管を通って


最初にたどり着く場所が


“肝臓”なのです









肝臓は


身体の中に侵入した


毒素や薬物


代謝の中で生まれた老廃物などを


酵素を使って処理して無毒化しています







そして


一部は安全なものとして血液へ流し


一部は無毒化して胆汁の中に流して


“胆嚢“


一時期蓄えたのちに


十二指腸に排泄されます







前の


腸の役割の記事でも


書いたように


腸と肝臓はいずれも


“解毒“の役割を持っていますが







腸を通して吸収し


不要なものを


また肝臓で処理して


胆汁として腸に戻して排泄を促すという


循環サイクルがあり


これを“腸肝循環”と言います







そのため


腸の消化吸収もさることながら


解毒のサポートをするためには


腸の排泄を促すと同時に


肝臓の機能のサポートも


必要になってくるということです







また


肝臓と連携する臓器として


大切なものとして“胆嚢“があります


胆嚢は肝臓が合成した胆汁を


一時保管する場所です









胆汁は


肝臓で解毒した


物質の排泄だけでなく


腸で油の消化を助ける消化液を含んでいます







なので


胆嚢炎などで胆嚢を切除している方や


胆嚢の機能が低下している人は


油を上手く分解できないので


下痢をしやすかったり


脂溶性のビタミン(ビタミンA、D、E)の


吸収が悪くなったりしてしまいます







油を摂取しまくる


現代人の食生活には


なくてはならない大切な臓器ですね(笑







あとは


肝臓の働きとして


三大栄養素(糖、タンパク質、脂質)を


エネルギーや素材として


身体で使えるように合成・分配しています







タンパク質は


血液や体液を保つためにも不可欠で


肝不全になると体液が保てなくなるために


腹水やむくみが出現します







また肝臓で


合成されるコレステロールは


ステロイドホルモンや性ホルモン


ビタミンDの原料にもなり


ホルモンの働きや


免疫機能の維持にも欠かせません







最近は


いろいろな健康食品も出てきて


やれビタミンを摂った方がいい


カルシウムを摂った方がいい


酵素を摂った方がいい


無農薬の食品を摂った方がいい


とか不安商法が流行っていますが







実は


経口摂取したものは


そのままでは


身体で使えないのです(笑







身体の中で


一度分解して


身体で使えるように


身体に合ったように


再度合成しているのです







つまり


肝臓や腸の機能が


ちゃんと発揮できていなかったり


肝臓や胆嚢、腸の


腸肝循環のサイクルなどが乱れていれば


いくらいいものをたくさん摂ったところで


消化吸収、分解、合成ができなければ


“豚に真珠”で終わるということです(笑









さて


最後に


肝臓と感情の関係についてですが


よく聞くのは


肝臓は怒りの感情


リンクしているということではないでしょうか?







確かにその通りで


イライラしたり怒ると


肝臓自体が歪んでしまいます







怒りという感情は


別に悪いものではなく


ちゃんと昇華できた怒りは







困難を乗り越え


次のステージに進むことを


サポートしてくれる感情でもあり


怒りの感情自体が


動きの原動力となるエネルギーにもなります







そのため


肝臓で出てきた


『怒り』は


溜め込むのではなく


ちゃんと


胆嚢に流していく(排泄)ことで


怒りを昇華していくという


プロセスがとても大事です







しかし


肝臓や胆嚢が


上手く働いていないと


怒りの昇華や


感情の循環が行えなくなるので







怒りや色々な感情が


身体の中に溜まり続け


それが身体の内臓を歪めて


どんどん機能不全に陥ってしまうということもあります








他にも


肝臓に関わるテーマとして


物事の計画や処理という側面もあります







人生に関わる出来事を


上手く処理して


いろいろな情報を踏まえて


統合・処理し


将来への蓄えや


計画を立てていく力とも関係があります







肝臓の調子が悪くなっている人は


目の前の出来事や


感情に溺れて


情報処理が上手にできずに


先々のことが考えられなくなってしまう


ということも考えられます







そして胆嚢


物事や人生での消化を助け


肝臓が計画したプランを


実際に実行する行動力とも関係しています







東洋医学では


『肝臓病性格』というものがあるらしく


肝臓病にかかりやすい人の


性格傾向は


「心は細々として大きな器がなく

 物事に関わりやすく

 小さなことにも反応し驚きやすい

 また怒りやすく堪え性がない

 物事に感じやすく

 とかく子ども心のように浅はかである」


とめちゃくちゃに


こき下ろされていて笑ってしまいました(笑







でも


最近こういう人が


増えているかもしれませんね


なんか変な人増えたしね(笑







時代的にも


食事に添加物も多いし


薬は飲むわ


ストレス多いわ


酒に飲まれるわ


電磁波にさらされているわ







そりゃ


肝臓などの


毒素を分解するような


臓器の負担は


一昔前と比べると


雲泥の差だと思うし







肝臓とかが


おかしくなってしまうのも


当然だと思います







だからこそ


これからの時代は


今まで以上に


自分の意思を大切にして


自身の身体を大切にして


日々身体のケアをしていく







そんな


考え方と意識を持って


動いていかないと


取り返しのつかないことになりやすい


時代なのかもしれませんね〜(笑


















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