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  • 執筆者の写真y*uki

胎児期や出産の大切さ ~バーストラウマについて~







最近


赤ちゃんや子供を


診させてもらうことが多くなってきたので


少し大切なことを書いておこうかな~


と思います(笑







皆さんは


”バーストラウマ”というものを


ご存じでしょうか?







最近では


バーストラウマについて


話し出した人たちも増えてきたので


少しづつ耳にする機会も


増えてきているかもしれませんね







直訳すると


生まれるときのトラウマ(精神的外傷)です







お腹の中にいる赤ちゃんが


望まれていない命だと知ってしまったりだとか


産道を通るときの閉塞的な恐怖だったりだとか


生まれてすぐにへその緒を切られて


分離させられる恐怖とかが


潜在意識に残っていて







それが


その子の精神状態や


性格を形作ってしまって


人生を左右させるよ~


だから解放セッション受けてね~


みたいなことを書いてあることが多いです(笑






まぁ


別に間違ってはいないんだけど


こんな感じのフワッとした感じで


説明してしまうと







インナーチャイルド解放とか


ブロック解除セッションぐらい


うさん臭くなってしまうので


もう少しアカデミックに説明しますね(笑







最初に


結論を言っておくと


バーストラウマは


出産時の心的外傷だけじゃなくて







それに伴う


身体の構造自体が歪んでしまう


出産時の外傷です








まず


バーストラウマは


夢分析とかで有名な


精神科医ジークムント・フロイトの弟子である


オットー・ランクという人が


出生そのものが心の傷になっている事に気づいて


『バース・トラウマ(出生時心的外傷)』という


言葉を作り出したのが始まりです







そして


現代では


バース・トラウマをうける


大きく4つの段階があるとされています







第一段階

母親の羊水の中で何の心配もない心地の良い状態

無条件の愛、一体感、永遠の至福等を感じる時期

しかし、母体の病気や精神疾患、

両親からの望まれない妊娠など

否定的、精神的条件がある場合は

不愉快な身体感覚、嫌悪感、

世界に対する恐怖などを感じやすい



第二段階

子宮の入り口が閉じたままでの

子宮の収縮が始まり

胎児が締め付けられる出口のない圧迫の恐怖

罪悪感や劣等感、無力感、自己犠牲、

閉所恐怖症などのイメージ形成の時期



第三段階

狭い産道を通過する体験。

もっとも困難で苦痛に満ちた体験であり

産道の締め付けや押しつぶされそうな体験や

窒息しそうな体験

自己破壊的衝動、攻撃性、窒息、

虐待などのイメージにつながる



第四段階

母体から外界に出て

へその緒を切られることでの分離感や恐怖を感じる







というのが


大体のバーストラウマが


生まれる時期です







赤ちゃんは


出産までの間に


子宮から押し出され


産道からのプレッシャーを感じ


骨盤の中でその位置を変えるなど


赤ちゃんは色々な力に直面します







その結果


多くの赤ちゃんは


頭の形や骨盤が歪んだ状態


生まれてくるのです








ただ


すべての赤ちゃんが


バーストラウマになるわけではないです







結局のところ


母体が


精神的に不安定だったり


内臓が動かずに低体温だったり


骨盤が開かなかったり


子宮の中での圧迫が強かったり


ホルモンバランスや自律神経のバランスが


崩れてしまっていたりして


”不自然”な状態になってしまっている


ということが問題なのです






また


出産の形もとても大切です







本来は産道を通る際に


赤ちゃんは身体を丸めて


頭から身体を広げて生まれてきます






つまり


ぎゅーっと圧縮されてから


ポンッと圧迫から解放され


生まれた瞬間に


大きな”一呼吸”を吸うことで


肺にたくさんの空気が入り肺が広がります







そして


大きな声で産声を上げることができるのです







これが生まれる中で


最も大切な過程と言われる


『ファーストブレス(始まりの呼吸)』というものです


これが一次呼吸の強さにも関係してきます








しかし


最近増えてきている


帝王切開では


これらのプロセスを飛ばしてしまうことになり







産道での


圧縮と解放がないので


ファーストブレスを上手く吸えないので


基本的に産声を上げることができずに


虚弱で生まれてしまうことが多いのです







また吸引分娩なども


無理やり赤ちゃんを引きずり出すので


赤ちゃんの身体の構造が歪んでしまうのは


言うまでもありません







結局のところ


不自然なことをせずに


自然な身体で


自然に出産ができれば


何の問題もないということなのです







ただ


ひと昔前とは


生活スタイルや食事も大きく変わってきて


若い世代を中心に


身体がおかしくなってしまっている人も多いです







添加物、酸化物


電磁波障害、金属汚染、化学物質汚染


社会的ストレス、精神的ストレスなど


最近だとウイルス茶番問題とか(笑


問題を上げればキリがありませんが(笑







もしこれから


赤ちゃんを作ろうと考えている人は


まずは自分の身体を大切にして


”ちゃんと整える”


という意識を持つことが何よりも大切だと思います








あと


もしかしたら


バーストラウマを


子供に与えてしまったかもしれない


と罪悪感を持ったり思い悩む必要もありません







僕自身も


バーストラウマで


虚弱体質として生まれていますが







小さい頃から


健康じゃなかったことで


色々なことに疑問を持ったり


身体のことを研究するきっかけになっているし


自分を成長させるための糧として使えています







何より


人の苦しみがわかるので


アドバイスもしやすいです







そして


今では


ちゃんと自分の身体を整えることで


普通に健康で


人並みに生活ができているので


今ではいいことしかありません(笑


バーストラウマはギフトになります


当時は苦しんだ時もありましたけどね(笑







もし


バーストラウマかな?


と不安に思うことがあるのであれば







早めに


施術なりを受けて


歪みを戻して


不調を取り除いておけば


後の人生がとても幸せなものになると思いますよ~







という感じで


これからは


どんどんと


お母さんの出産前後のケアや


赤ちゃんや子供を診ていくことが


時代の流れになっていくと思っているので







僕も頑張って


子供の施術をやっていこうと思います(笑








※優雅にお月見をする むぎ様とるな様












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