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  • 執筆者の写真y*uki

精神的な豊かさと“ありがとう”







みなさんは


“ありがとう”という言葉を


使っているでしょうか?







“ありがとう“とは


漢字で書くと


“有り難とう“となります







つまり


“有り難い”ことなのです







どういうことかと言うと


誰かに何かをしてもらえるということは


“あたりまえ”ではなく







もの凄く


素敵で嬉しいことであると


感謝の心を伝えるための言葉です







語源は


お釈迦様が


人として生を貰うということは


とても奇跡的で尊いことだと


仰ったことかららしいです







そんな


“有り難い”ことですが







今の世の中をよく見てみると


そんな“有り難い”ことで


溢れていませんか?







朝起きて


当たり前のように


水道をひねると水が出てくる







ごはんを


当たり前のように


毎日食べられる







コンロを捻れば


当たり前のように


火が出る







お店に行けば


当たり前のように


欲しいものが手に入る








これらは


自然界からしたら


“有ることが難しい“ことです







あり得ないことです


それが今この世界では


“あたりまえ“になってしまっています







人は


あたりまえになると


感謝をしなくなります







だって


有ることがあたりまえなので


“有り難く“感じないのですから(笑








ついこの間まで


戦争をしていて


食べるものすらなかった時代から


今は何でもある時代になりました







今では


食べものに対する


感謝も薄くなり


好き嫌いを選べる時代になっています







最近のもんは


「感謝の心が足りん!」


とか怒られそうですが(笑







ある意味


これはいい傾向でもあります







自分が好きなもの


やりたいこと


その嗜好を


表現しやすくなっている


という捉え方もできます







確実に


人の精神性や


世の中の波動というものは上がっています







しかし


自由に


自分を表現できるように


なった結果







この世の中で


自分の理想(本当の自分)が


上手く表現できず


自身の中でのギャップに苦しむことで







それがストレスとなり


身体の構造を崩してしまうことで


余計に自分を表現しにくくなるという


負の連鎖にハマっている人も多いです








そういう意味では


お金とかの格差社会というより


“精神的な豊かさの格差“


生まれてきていて


より大きな問題と


なっているのは事実です






そして


何より


物質的な豊かさの欠乏よりも


精神的な豊かさの欠乏の方が







身体の構造は崩れやすく


精神的にも不安定になり


病気や症状が出たりもしやすいです





そうして


身体の構造が崩れ過ぎてしまうことで


“正常な判断“すらできなくなる人も出てきます







メディアや他人に言われたことを鵜呑みにする人


自分の人生に責任すら取れない人


人や生命を平気で傷つける人


自分の意思で選択して行動できない人







このような人が増えているのも事実です







そして代わりに


毎日を楽しく過ごし


やりたいことをやって


何もかもが上手くいっている


”精神性の豊かな人たち”


ものすごく増えてきていることも事実です







この自由な時代に


自分の意志で


自分の道を決めて


自分を好きに表現して生きているのです






ひと昔前では


考えられなかった世界かも知れません







でも


時代は


波動は


確実に変わっていっています







世界は確実に


豊かになっていっているはずなのに


「今の時代はおかしい」


「昔の方が良かった・・・」







そう思って


いつの間にか


今の豊かな時代に


“感謝できなくなっている人“







精神的な格差社会に


囚われて取り残されて


しまっているのかもしれません









どこかの国で


奴隷解放宣言というものが出されたそうです


ずっと奴隷として


働いてきた人たちは







「明日からお前ら奴隷卒業な」

「好きなことして生きていけや」







と急に言われて


奴隷から解放されたそうです







それはそれは


奴隷たちは喜んだそうです


「明日から自由なんだ!」と







しかし


次の日になると


半分以上が


奴隷の施設に残っていたそうです







その次の日には


またその半分が戻ってきました







そして


一週間後には


結局


9割の人が


奴隷の施設に


戻っていたそうです







そして


みんな


同じくこう言ったそうです


「どうやって生きていけばいいのかわからない」


「何をしたらいいのかわからない」







あれだけ


自由を求めて


毎日の奴隷生活に


愚痴を言っていたのにも関わらずです







長年の奴隷生活で


その人たちは


思考を失い


意思決定を失ったことで


自分を見失っていました







しかし


これは


決して他人事でもないように思います







昔みたいに


肉体労働の奴隷ではないにしても


教育や常識、社会という名の


精神的な奴隷制度


今もあるように感じます







「明日から好きにしていいよ」


と言われたときに







自分のやりたいことや


これからのビジョンが見える人が


果たしてどれくらいいるのでしょうか?







結局は


環境の問題ではないのかもしれません







形上


奴隷になっていても


自分を見失わずに


行動に移せた人だって


1割いたのですから







今どんな状況にいたとしても


大切なのは自分を見失わないように


自分を整えておくこと


それだけが問われているのかもしれません







そして


今の時代に


生きているということが


どれだけ


“有り難い”ことなのかを


感じられるようになることが







精神性の豊かさを体現していく上で


まず一番に大切になってくることかもしれません













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