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  • 執筆者の写真y*uki

筋トレは必要? 〜筋力と筋機能の違い〜







だんだんと


歳を重ねてくると


腰や膝などが痛くなったり


歩けなくなったりする方も多いですよね







そんな時に


病院に行くと


「運動しましょう」と言われ







大体リハビリに


通院することになるのですが







みんな間違いなく言われるのが


“筋力が弱ってるからですね“


という一言です(笑







確かに


筋力が弱くなれば


骨や関節を支える力が


弱くなるので







身体の節々に負担がかかり


痛みが出たり


動きにくくなるのはわかります







しかし


その理由を尋ねたときに







「みんな歳をとったら筋力が落ちるので


運動して筋トレしましょう」


「筋力がついたら痛くなくなるよ」







と言われると


「本当にそうなのかなぁ?」







リハビリの仕事を


始めたばかりの頃は


いつも疑問に思っていました








確かに


“老化現象”というのはありますが


“筋力が落ちてくる“というのと


果たしてイコールで繋がるのでしょうか?







みな等しく形あるもの(物質)は


いつかは消えて無くなります







それは


自然の法則で


全ての生命体が


等しく持っている“運命”です







身体も同じで


寿命があり


“アポトーシス“という


細胞には自らの細胞を壊すように


あらかじめプログラムされた


“細胞死“というものがあります







つまり


最後に“肉体は死んでしまう“ことは


あらかじめ決められていることなのです







しかし


寿命を全うするまでに


痛みなく


歩けるようにするためには


“筋トレしないといけない“のでしょうか?


そうしないと身体が持たないのでしょうか?







そもそも


生命体には


”人生の青写真”のようなものがあり


寿命までの道筋(自分の役割、ストーリー)


ある程度決まっていると言われています







もし


本当に寿命までのシナリオが決まっているとすれば


身体も寿命までは動くように設定されているはずです







100歳まで生きるというドラマを作ったのに


80歳で肉体が滅ぶようなことはしないはずです


だって中途半端に物語が終わってしまいますから(笑








例えば


サバンナで生きる動物とかを


思い浮かべて欲しいのですが


“筋トレ”してますか?(笑







ライオンがスクワットしてるの


見たことありますか?(笑







普通に


ライオンとしての生活をしてるだけですが


寝たきりになることもなく


寿命を全うしてますよね







いや


病気になったら仕方ないじゃん!


動きたくても動けないんだよ!


と思われた方もいるかと思いますが


それが答えになります







つまり


身体の構造がおかしくなり


生命体として


“本来あるべき状態が保てなくなった時“


“病気や症状“というものが現れるのです







先ほど話した


人生の青写真に沿って


生きられているということが


“自分らしく生きられている”ということであり


“自然の流れのレールに乗っている”ということです







その流れに沿っている状態であれば


身体の構造は整っているということです







つまり


歳を取ったことで


筋力が弱り


身体が動かなるということではなく







人生の青写真から外れた


生き方を無理に続けてきたり


トラウマやストレス


交通事故や


大きなケガなどによって







身体の構造が崩れ


各構造の機能が


低下することで







筋力が落ちたのではなく


関節や骨などといった


構造が歪んでしまい







“筋力が上手く発揮できなくなった“


“筋機能が低下”した状態になっているのです







なので


自分らしく楽しく生きてれば


寿命まで筋トレなんかしなくても


ちゃんと動けるはずです(笑








昔のことですが


誰かに


支えて貰わないと


一人で座ることができない方を


リハビリさせていただく機会がありました







明らかに


身体は全体的に硬く


体幹の筋肉は


ほとんど動いておらず







何ヶ月間か


リハビリで座る練習を


していたのですが


あまり改善も見られない状況でした







そこで


了承を得て


当院でさせていただいている


身体の構造を整えていく施術を


試させていただくことになりました







約40分程度


背骨や骨盤


腸や肝臓といった


構造の位置を戻していくことで







体幹の筋力が


発揮しやすい環境を作れるように


させていただいたところ







あれだけ


座れなかった方が


1人でしばらく座れるようになったのです(笑

(何やら怪しい宣伝ぽくなってすいません笑)







今までの


何ヶ月間かの


「筋トレや運動は一体何だったんだろう?」


と何やら悲しい気持ちにもなりましたが







この時の


“気づき“があったからこそ







今の医学の


“筋力強化宗教“から


抜け出すことができたのだと思います(笑








正直


科学的にも生理学的にも


筋力なんてなかなかつきません







スポーツ選手などでも


本当にコツコツと鍛えて


何ヶ月間もかけて


筋力をつけています







それなのに


ただでさえ


筋力がつきにくい


高齢者の方に







「筋力が弱いから」







当たり前にのように


辛く苦しい


筋トレをさせる・・・


もうイジメのようにしか思えません(笑







なので


本当に大切なことは


筋力を鍛えることよりも







もう一度


歪んでしまった


身体の構造を整えることで







筋力が発揮しにくくなった


原因を取り除いていき


筋力が発揮しやすい


身体の環境を取り戻す


ということではないでしょうか







筋力の向上から


筋機能の向上という


視点の考え方も大事かもしれませんよ













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