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執筆者の写真y*uki

過敏性腸症候群とストレスについて







さて、


本日は


過敏性腸症候群について


少し書こうかなと思います







最近若い人を中心に


困っている人が多い症状ではないでしょうか?







かくいう僕も


昔から腸が弱く


朝食を食べると


いつもお腹が痛くなって


トイレに引きこもっていました(笑







病院に行っても


「ストレスだね」


とか言われて


効果のない


整腸剤を出されるだけでした







今の医療では


基本的に


説明がつかない症状や


原因がわからない症状に対しては







お医者さんも


めんどくさいのか


本気で言ってるのか


わかりませんが







「ストレスだね」


もしくは


「精神病ですね」







で片づけられることが多いです(笑







結局


結論を先に言うと







過敏性腸症候群は


腸の機能が低下して


腸の蠕動運動が上手く働かなくなることで


下痢や便秘になるのです







腸の蠕動運動は


自律神経によって管理されているので


自律神経の乱れは蠕動運動の不調を生みます







交感神経が優位であれば


腸の動きは抑制され


副交感神経が優位だと


腸の動きは活性化します






自律神経のバランスが崩れることで


腸自体の循環も低下し


炎症が起きたりしてきます







また


自律神経が乱れ


腸に炎症があるような状態では


腸の感覚が過敏になってしまいます







そのため


腸に内容物が通過する場合に


普通の人が大丈夫な量でも


過敏性腸症候群の人は


痛みを感じたり


不快感を感じることが多くなります







そして


腸が過敏な状態だと


腸内のガスも発生しやすくなるので


お腹が張ってしまう


「鼓腸」という状態になりやすいです








過敏性腸症候群については


確かに


「ストレス」


というのは


キーワードになりますが







なぜ


ストレスが


腸に影響を及ぼすのか


説明してくれるお医者さんは


いないと思いますので


僕なりの解釈でも書こうかと思います







まず


ストレスといっても


色々な種類があると思います







感情という側面で考えてみましょう







怒り

悲しみ

喜び

恐怖

思慮(考えすぎ)







大きく5つに分けてみました






東洋医学では


実はそれぞれの感情に対して


リンクしている臓器があると言われています







怒り  ⇒ 肝臓

悲しみ ⇒ 肺

喜び  ⇒ 心臓

恐怖  ⇒ 腎臓

思慮  ⇒ 脾臓







大体東洋医学では


大まかにこの通りですが


さらに詳しく言うと







怒り、恨み、責任    ⇒ 肝臓

悲しみ、罪悪感、後悔  ⇒ 肺

喜び、愛、憎しみ    ⇒ 心臓

恐怖、不安、焦燥感   ⇒ 腎臓

思慮、同情、依存    ⇒ 脾臓







このような感じかな?


と思います







たくさんの方を


施術を通して


診させてきていただいて







本当に


感情と臓器は


リンクしていて


対応した臓器の構造が歪むことで


機能が低下していることを


実際に何度もみてきました








怒ると肝臓の構造が歪みます


悲しみや罪悪感を感じると肺の構造が歪みます


楽しくない事をやったりすると心臓の構造が歪みます


恐怖や不安を感じると腎臓の構造が歪みます


物事を考えすぎたりすると脾臓の構造が歪みます







といった感じでしょうか






あれ?


腸がないよ?


と思いましたよね?(笑







一応


東洋医学では


喜び、愛、憎しみ   ⇒ 心臓、小腸


悲しみ、罪悪感、後悔 ⇒ 肺、大腸


らしいです







マメ知識くらいに


覚えておいてください(笑







ただ


それぞれの感情に


対応する臓器はありますが







腸が悪いからといって


全てが


対応する感情によって


ダイレクトに腸の構造が歪んだ


ということにはなりません







結局


どの臓器も基本的には


構造が歪みすぎると


背骨の構造に影響を及ぼし始めます







例えば


スタートは


楽しくない事を我慢してやることで


心臓の膜が歪んだだけかもしれませんが







その歪みが


心椎靭帯(心臓と胸椎を繋げてる)を通して


第2、第3胸椎を歪めることで


近くを通る迷走神経を圧迫し


自律神経のバランスが崩れ


腸の蠕動運動が低下し


過敏性腸症候群になる・・・






なんて


流れもあるかもしれません








先ほども


少し書きましたが







結局のところ


過敏性腸症候群は


腸の機能が落ちたことで


”結果的に”出てきた症状です







”結果的に”


身体の歪みの


しわ寄せが腸に来ていただけなので


腸自体が悪いわけではありません







もし今の流れで


過敏性腸症候群になった人だとしたら


整腸剤飲んだところで


何の意味もないですよね(笑







この場合だとすれば


根本の問題であり


アプローチすべき場所は


心臓の膜の歪みになりますよね







結局


症状が出る


機序は人によってそれぞれですが







外傷や事故とかでもない限り


症状が出ている場所が


悪いということは99%ありえません







だから


肩が痛いという人が


病院で肩のレントゲンを撮ってもらっても


「何の問題もありません」


と言われてしまうことが多いのです







診るべき場所は


症状がある場所だけではなく


全身の身体の状態を


見ないといけないということです







そんなこんなで


過敏性腸症候群一つとっても


色々な発生機序があるので







人の数だけ


”身体にとっての答え”


違うというわけです







なので


施術の前に


色々聞かれることがあるのですが







結局


診てみないと


何ともわからないので







いつも


愛を持って


”知らんがな”


と答えさせていただいています(笑










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