この世界の理(基本原則)
のひとつに
”循環”
というものがあります
自然界では
海が蒸発し
水蒸気となり
雲を作り
それが大地へと
雨を降らし
大地にしみ込んだ水は
地下水となり
また湧水として
地上へ溢れだし
川を下って
海へと還る・・・
人だって
自然の一部なので
当然
この理は適応されます
心臓から
送り出された
動脈血は
栄養と酸素を身体中に運び
静脈血となって
老廃物や二酸化炭素を運んで
心臓へと還ってくる
食事だってそう
食べたものは
胃で消化され
肝臓で毒素が分解され
腸で栄養素とそうでないものを
ふるいに分ける
そうして
便として排泄されていく
そうすると
またお腹がすいてくる・・・
循環とは
簡単なもので
「出て行ったら入ってくる」
ただ
これだけのことです
すべての自然や生き物は
この”循環”が滞ると
崩壊してしまいます
当然
血液の流れが滞ると
栄養と酸素の供給が出来ず
老廃物は身体の中に
溜まっていく一方です
トイレも一緒で
便が出ないということは
老廃物や毒素が
身体の外に出せないということです
感情だって同じです
怒ったり
悲しかったり
嫌だったのなら
その感情のエネルギーは
腹にためるのではなく
外に出さないといけないのです
僕は
よく”感情は生ものだ”と
表現するのですが
感情は
内側にためたまま
放っておくと
身体の中で腐り
身体の構造に
影響を及ぼし始めるからです
「私はストレスなんてありません」
なんていう人ほど
身体の中に
腐った感情が多くなりすぎて
身体の構造が崩れ
自分では
ストレスを感じれなくなっている
”不感症”になっている場合が多いです
話はそれてしまいましたが
この循環を
滞らせないように
するためにはどうしたらいいのか?
それは
「出口」と「スペース」を
作ることです
血液の流れで
説明していきましょう
「循環が悪い」
と言われると
皆さんは
「心臓の送り出しが弱いんですか?」
と言われることが多いです
そういうパターンの時も
確かにありますが
ほとんどの場合は
動脈系(心臓から送り出される血液)
には問題は少なく
どちらかというと
静脈系(心臓に還る血液)に
問題があることが多いです
静脈が心臓に還ることを
阻害する要因として
① 静脈血管が圧迫されている
② 血液のクオリティが低い
③ 呼吸(胸郭の動き)が出来ていない
の3つがあげられます
①はそのままで
構造の歪みにより
静脈血管自体が圧迫され
血流の妨げになっている
②は血液自体が
油や老廃物などで
サラサラではなく
ドロドロになっている場合も
血流の妨げになります
③が血液の循環においては
一番大切なものになってくるのですが
静脈血というのは
呼吸(吸気)によって
胸郭内に
血液を吸い上げているのです
つまり
呼吸(胸郭の動き)が
弱いということも
血流の妨げとなります
これらの
静脈血の血流を妨げている
問題を取り除いていくことで
静脈がしっかりと
心臓に還ってくることが出来ます
つまり
静脈の”出口”をしっかりと
確保していくことで
そこに”スペース”が
生まれ
勝手に血流が
流れて
”循環”が生まれる
ということです
最近は
みんな
食事なんかでも
オーガニックや無添加なもの、
栄養素の多いものやサプリなどといった
”摂ること”ばかりを
意識することが多く
”出すこと”に
対する意識が少ないのです
(ちょっとの便秘とかほったらかしだもんね笑)
でも
ここで考えて欲しいのは
いくら身体に良い物を摂っても
それを消化吸収できなければ
意味がないし
血流の循環がうまくいっていなければ
身体に栄養を送ることもできない・・・
まさに
ブタに真珠状態・・・
だからこそ
”出口”と”スペース”を意識し
”循環”を滞らせないこと
先に
整えるべきは
"入口"ではなく
"出口"なのです
"出口"さえ
開いてしまえば
そこの
空いた"スペース"に
何かが入ってきます
無くなった分
何かが
そこに供給される
それを
エネルギー保存の法則
ともいいます
"循環"のスイッチは
"出口"にカギがあります
実は
最近流行りの
断捨離なんかも
同じような理論なんですよね(笑
そんな感じで
"出口"の意識を忘れないで
日々を過ごしてみてください
(何を言いたいのかよくわからなくなってきたので急に終わります笑)
Comments