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  • 執筆者の写真y*uki

宇宙のしくみと人の身体のつながり








宇宙の全てのものは


まるで


一つのものでもあるかのように


繋がりあっていて







その一つ一つの部分は


まるで僕たち人の筋肉や内臓のように


互いに協調し合っています







「人の身体はまるで小さな宇宙だ」








どこかで聞いた言葉ですが







人の身体のしくみを


生命のしくみを


この世界の神秘を


だんだんと知っていくにつれて







大きなものも


小さなものも







すべてが


同じものを内包していて







すべてが


同じしくみで


繋がってできているのだと







そう確信が持てるようになってきています







そして


施術を通して


見える世界が


少しづつ広がっていくのが


何よりの楽しみになっています








僕の中で


ずっと心の中にある


言葉の一つに


こんな言葉があります







「人の大腿骨の端から端までの

全てを理解することができたのなら

それは宇宙を理解することができるだろう」







この言葉の意味が


その深さが







最近になって


本当に腑に落ちるようになってきました







人の身体の構造の秘密を


紐解いていくにつれて







本当に


ミクロ(細胞)から


マクロ(宇宙)の世界までに


共通点があり


繋がりがあることがわかってきます







今日は


そんな繋がりを知ることができる


一歩となる







“人の膜構造“について


少しだけお話ししようかと思います








人の身体の構造は


どんなものがあるでしょうか?







筋肉



血管


神経


内臓







大体はこのようなものが思い浮かぶでしょうか?







これらの構造について


知ろうと思っても







「何か難しそう」


「繋がりや役割がよくわからない」






となりがちです(笑






さらに


「解剖学」や「生理学」


「運動学」や「発達学」なんてものは


その言葉を見ただけで


アレルギー症状が出そうになりますよね(笑







僕も実際


医学の学校に通っていた頃には


本当に鬼クソ面白くなくて







結構な頻度で


学校をサボって


朝から


パチンコ屋さんの抽選に並んでいたような気がします(笑







しかし


そんな僕も


現代医学の世界以外に


人を癒す技法や知識があることを知ったときに


ものすごく衝撃を得たのと同時に







「僕が探していた

本当の意味で人を癒すことができる

方法や知識はここにあるのかもしれない」







と希望の光を見たことを


今でも覚えています







そして


それからは


人や自然などの


見方や捉え方が変わり


人の身体を学ぶことが本当に楽しくなりました







人の身体の構造のつながりを


考えるにあたって







医学アレルギーの僕が


受け入れやすく


ものすごく理解しやすくなった


考え方の一つが


“膜構造“という理論でした








簡単に説明すると


先ほど


挙げた







筋肉



血管


神経


内臓といった







全ての構造は


「膜」で包まれており







頭の天辺から


足の爪先まで


一度も途切れることがなく


繋がっているという考え方です







例えば


「肩が痛くて上がりません」


という方がいたとして







レントゲンやMRIで


「肩には何の問題もありません」


と言われた場合には







もしかしたら


肩関節以外が問題で


肩が動きにくくなっている可能性があります







こういった場合に


答えのヒントをくれるのが


“膜構造“の理論です







膜のイメージとしては


全身にタイツを着ている姿を


想像してもらうとわかりやすいかもしれません







例えば


何かしらの理由で


肝臓のあたりの膜が歪んだりしていると


肝臓の部分あたりのタイツが歪んで


そこに向かって引っ張られるようなイメージです







実際に


今着ている服の


右脇腹あたりを掴んで


ギューっと捻ってから


右手をあげてみてください







脇腹あたりがひっぱれて


手があげにくいですよね?







簡単なイメージとしては


このような形です







なので


一概に


肩が痛くて上がらなくても


肩が悪いということではない場合がほとんどです







この場合


肩を動きやすくさせるためには


肝臓の歪んだ膜を緩めて


元に戻していき


制限をとる必要があります







タイツのイメージだと


表面の横だけの繋がりだけですが







身体は3次元構造なので


縦も横も奥行きもあります







そして


膜も同じく


縦にも横にも奥行きにも


張り巡らされているので







身体中の膜が


どのように歪んでいるのかを


3次元で捉えて把握し


問題となっている


膜の制限を取り除くことで







身体の各構造も


元の位置に戻り


姿勢も


元に戻っていくのです








そして


もう一つ大事なことは







“各構造は在るべき場所に在るときが


一番能力を発揮できるということです“







つまり


膜が歪んで構造が歪んだときには


その構造は上手く力を発揮できませんが







膜の歪みがなく


構造が本来の位置にあれば


一番力を発揮できるということです







身体のこともですが


症状や病気のことを考えると


何で調子が悪いのかなど


難しくてよくわからなくなってしまいがちですが







この膜の概念を知っていれば


膜が歪んで


身体の構造が歪んだ結果







各構造の能力が上手く発揮できなくなって


自己治癒力(生命力)が下がることで


様々な症状という不定愁訴が


出てくるということがわかります







こう考えると


ものすごくシンプルですよね?







元の形から崩れてしまったり


歪んでしまったりしたから


機能が動きにくくなってしまった







だから


膜を緩めて


全ての構造を


元の位置に戻してしまえば


姿勢を元に戻してしまえば







自己治癒力(生命力)が


最も発揮できるようになるので


“結果的に“症状がなくなるということです







車も一緒ですよね


シャフトが曲がっていたり


車体が歪んでいたら


上手く走ることはできません







何とか走れたとしても


そのまま走り続けたら


余計に歪みが強くなってしまったり


他の場所もおかしくなったり


事故を起こしたりしてしまうかもしれません







挙げ句の果てには


取り返しがつかないことになって


“廃車”になってしまうかもしれません







小さな歪みや不具合を見つけて


早めに取り除いておくことが


車が長く快適に走ることができる秘訣です







だから


“車検“とかが定期的にあるんですよね?







でも


人には“車検”がありません







人は定期的に


身体を点検してもらうという習慣


日本にはあまりないのです








でも


「健康診断」とかしてるよ?


と思うかもしれませんが







健康診断では


正直なところ


小さな歪みや不具合は見つけられません







健康診断で引っかかるということは


割と重大な


不具合になってからではないと


引っかかりません







そもそも


重大な問題になっていても


見つけられないことも多いです







それくらい


大雑把な検査なのです







さらに


今の日本の医学では


“膜構造”の概念なども


ほとんど知られていないので


身体の不具合の早期発見を行うことは


正直難しいと思います







「日本は医療大国で


世界で一番進んだ医療技術を持っている!」







さて


いつの時代の話でしょうか?